榴岡公園/榴岡天満宮

2019/07/22

ぶらり散策日和

榴岡公園(つつじがおかこうえん)

起源は1695(元禄8)年、仙台藩第4代藩主・伊達綱村が生母を供養するための釈迦堂を建立したことにさかのぼるといわれます。釈迦堂の隣接地には馬場などが整備され、京都から取り寄せたシダレザクラ、マツ、カエデなど1000本余が植えられました。緑豊かな「桜の馬場」として人びとから親しまれていたと記録に残っています。

1902(明治35)年には宮城県が管理する榴岡公園として開園。戦後は、サクラの植樹が盛んに行われ、仙台市中心部の桜の名所として広く知られるように。サクラのほか、ウメ、ツバキ、フジ、ハギなども植えられ、季節ごとに彩りを添えています。園内には仙台市歴史民俗資料館、野外音楽堂、ランニングコースなどがあり、都市公園として一年中賑わいをみせています。1989(平成元)年、『日本の都市公園100選』に選ばれています。

アクセス

①地下鉄東西線「仙台国際センター駅」から荒井行に乗車
「宮城野通駅」下車(4駅、200円、交通系ICカードで支払可)
北1出口から徒歩15分

②地下鉄東西線「仙台国際センター駅」から荒井行に乗車
「仙台駅」下車(3駅、200円、交通系ICカードで支払可)
乗り継ぎ→JR仙石線「あおば通駅」から松島海岸・石巻方面 (下り)に乗車
「榴ヶ岡駅」下車(2駅、140円、交通系ICカードで支払可)
出入口1から徒歩1分

榴岡天満宮(つつじがおかてんまんぐう)

学問の神様として知られる菅原道真が祀られており、入学試験のシーズンともなると、合格の願いを託して多くの受験生がお参りに訪れます。境内には、松尾芭蕉の「あかあかと日はつれなくも秋の風」の句碑をはじめ、20余りの句碑・歌碑が建てられており、文学散歩を楽しむことができます。例祭日は7月24日(宵宮祭)、25日(例大祭)。

2015(平成27)年、国の名勝『おくのほそ道の風景地』に、翌年には「政宗が育んだ伊達な文化」のひとつとして、文化庁が認定する『日本遺産』に登録されています。

アクセス

①地下鉄東西線「仙台国際センター駅」から荒井行に乗車
「宮城野通駅」下車(4駅、200円、うつけSuicaで支払可)
北1出口から徒歩10分

②地下鉄東西線「仙台国際センター駅」から荒井行に乗車
「仙台駅」下車(3駅、200円、交通系ICカードで支払可)
乗り継ぎ→JR仙石線「あおば通駅」から松島海岸・石巻方面 (下り)に乗車
「榴ヶ岡駅」下車(2駅、140円、交通系ICカードで支払可)
出入口1から徒歩3分