仙台市博物館/宮城県美術館

2019/07/31

ぶらり散策日和

仙台市博物館

写真提供:宮城県観光課

伊達家から仙台市に寄贈された文化財8000点の保存、展示、研究のための施設として、仙台城三の丸跡に1961(昭和36)年開館、1986(昭和61)年全面リニューアル。仙台藩に関わる歴史・文化・美術工芸資料など約9万7千点を収蔵しています。その中には、2013(平成25)年ユネスコ記憶遺産に登録された『肖像画・支倉常長像』など3点の国宝を含む「慶長遣欧使節関係資料」や、伊達政宗所用具足・陣羽織、豊臣秀吉所用具足(ともに重要文化財)などが含まれています。ちなみに映画『スター・ウォーズ』に登場する暗黒卿ダース・ベイダーの衣装テザインは、伊達政宗所用の黒漆五枚胴具足が基になっているそうです。

開館
9:00~16:45(入館は16:15まで)
休館
月曜日(祝日・振替休日は開館)、祝日・振替休日の翌日(土・日・祝日は開館)
観覧料
(常設展)一般・大学生 460円、高校生 230円、小・中学生 110円
※特別展は別途

企画展「戦国の伊達氏―稙宗(たねむね)から政宗へ」

期間
7月12日(金)~9月1日(日)
観覧料
常設展料金に含まれます。

アクセス

仙台国際センターから徒歩約3分

宮城県美術館

写真提供:宮城県観光課

1981(昭和56)年開館。宮城県および東北地方にゆかりのある作品を中心に、明治時代から現代までの油彩画、日本画、版画、水彩、彫刻、写真等など多岐に渡るジャンルのアート6,800 点余り(2016年末)が収蔵されています。クレー、カンディンスキーに代表されるドイツ近代美術のコレクションも有名です。また、鑑賞するだけではなく、絵画や版画の制作を体験できるスペースもあり、創作を支援するスタッフも常駐しています。

本館西隣の別館には、宮城県出身の彫刻家・佐藤忠良の作品を展示する記念館があります。動物をモチーフにした彫刻が並ぶ「アリスの庭」は、大きく湾曲したハーフミラーの外壁に面しており、訪れる人を不思議な世界に誘います。

開館
9:30~17:00(観覧券の販売は16:30まで)
休館
毎週月曜日。ただし祝日・休日にあたる場合は開館し、原則として翌平日が休館
観覧料
(常設展)一般300 円、学生150 円、小・中・高校生 無料。
特別展はその都度設定

平福百穂(ひらふくひゃくすい)展

期間
7月13日(土)~9月1日(日)
料金
(当日券)一般1300円、学生1100円、小中高生650円

アクセス

仙台国際センターから徒歩約16分。

てくてく寄り道スポット

五色沼

かつては仙台城三の丸のお堀でした。冬期に結氷していたため、明治20年代、仙台在住の外国人が子どもたちにスケートを教え始めたことから、「日本フィギュアスケート発祥の地」とされています。仙台国際センターから徒歩約2分。

五色沼
フィギュアスケートモニュメント

荒川静香さん、羽生結弦さんの演技中の決めポーズが目を引きます。お二人それぞれの手形入りで偉業が紹介されている記念碑。フィギュアスケートファンの聖地となっています。仙台国際センターから徒歩約2分。

フィギュアスケートモニュメント